「空気まで心地いい」をつくる——せこ住研が無垢材にこだわり続ける理由」|せこ住研の設計思想①

2026/03/13

こんにちは、せこ住研で設計を担当する木場本菜穂です。

設計といっても、初回の接客からプラン提案、現場管理、アフターサポートまで一貫してやっていますので、お客様の家づくりすべてに関わる仕事をしています。

このブログではシリーズとして、「せこ住研が長年かけて培ってきた設計思想について語ってみよう」と思っています。間取りや生活動線はもちろん、使用する材料、光の入り方、風の通り方、また将来のライフスタイルの変化を予測した設計など、当社のこだわりは細部に至りますので、一言では言い表せません。

「見学会に一度参加したけど、せこ住研ってどんな会社だろう?」
「知り合いがせこ住研で建てていて気になっている」

など、少しでも興味を持って読んでくれているあなたに、全7回に分けて当社の設計に対する考え方について語っていきたいと思いますので、お楽しみに。

本日は初回ですので、当社で一番の特徴でもある自然素材について
「空気まで心地いい」をつくる——せこ住研が無垢材にこだわり続ける理由」
というテーマでお話いたします。

合板・ベニヤを徹底的に排除し、手造り建具の芯材まで全て自然素材

せこ住研の家づくりで、最も根底にある考え方が「合板・ベニヤを徹底的に排除」という徹底した素材へのこだわりです。

一般的な住宅では、フローリングや建具にベニヤや合板が多く使われています。見た目は木でも、内側は化学物質を使った接着剤をべっとり塗って重ねた合板というケースは珍しくなく、シックハウス症候群の原因になります。

これに関してせこ住研では、表面だけでなく無垢の床材、手つくり建具の内側に至るまで自然素材で統一することを原則としています。

たとえばこちらの建物でも、「合板を排除した無垢材だけのおうちにしたい」というご希望に応え、床材や壁はもちろん、手つくり建具の芯材にまで使わない設計を実現しています。こうすることで、空気のきれいな空間が出来上がります。

素材の選択が、室内の空気質そのものを変える——それがせこ住研の考え方です。

樹種の豊かさが、空間に個性をつくる

無垢材へのこだわりは「使う・使わない」だけの話ではありません。どの部位に、どんな木の個性を活かすかという「樹種の選択眼」も、せこ住研の設計の醍醐味です。

たとえばこちらの建物では、ダイニングテーブル・キッチン・背面カウンター・テレビ台まですべてケヤキで統一。水に強いケヤキはキッチンや洗面カウンター、また玄関の上がり框などにも最適です。

そのほか、ダイナミックな存在感を持つ丸太や太鼓梁はLDKの主役に。見学会でこの太鼓梁を見て、自分の家にも採用したい!と言っていただけるお客様もとても多いです。

温もりあるヒノキは階段や玄関まわりに。肌触りが良いので手すりにもよく使用します。

せこ住研は、巨大な木材倉庫をもつ工務店

このように様々な材料を組み合わせたり、好みに合わせて使っていけるのは、当社自慢の木材倉庫があるからです。ここで一年中、安定した環境で木材を管理し、しっかりと自然乾燥を行います。使用するときには設計担当と現場監督が1本1本目で見て、選定していきます。

近年では、在庫を持つリスクや管理の手間を考え、木材倉庫を持たずにすべて外注する工務店も珍しくなくなってきました。ですが、当社としては住宅における最も重要な材料である木材を、人任せにはできません。

様々な材料を常に保管しているからこそ、お客様の好みに合わせた木材選びが実現できるわけですし、それがせこ住研の家づくりの「標準」です。

他の住宅会社で、「床や壁、収納カウンターには自分の好みの無垢材を使いたい!」と伝えてみてください。おそらくほとんどの会社で想像を超えるオプション費用が上乗せされてくることでしょう・・・

自然素材は、住まいの「空気」をつくる

珪藻土の塗り壁、い草の畳、三和土(たたき)の土間——せこ住研が選ぶ素材は、木だけにとどまりません。壁・床・天井まで呼吸する素材で包まれた室内は、温湿度が安定し、化学物質の少ないきれいな空気が保たれます。また、いつまでも新築の心地よい香りが残り続けます。

これは、数値には表れにくい「心地よさ」です。見学会や完成内覧会で実際の空間に入ったとき、「なんとなく空気が違う」と感じるお客様が多いのは、こうした素材選びの積み重ねがあるからです。

せこ住研の家は、住み始めてからも心地よさをずっと実感できる家です。

いかがでしたでしょうか?せこ住研での材料へのこだわりについてお話してみました。

次回のブログもお楽しみに。

このブログを書いた人

木場本 菜穂
木場本 菜穂

設計・積算・現場管理 / 二級建築士

             せこ住研のおうち作りは一から。同じおうちは一つもありません。 ぜひこだわりの住宅を一緒に建てませんか?