
こんにちは、せこ住研で設計を担当する木場本菜穂です。
設計思想についてお話する本シリーズの第6回です。
前回は「造作家具」についてお話しました。
今回は、「将来を見据えた間取り」についてのお話です。
間取りは、今だけのものではない
家づくりを考えるとき、今の暮らしに合わせて間取りを考える方が多いと思います。
ただ、暮らし方や家族の形は、これから少しずつ変わっていきます。
お子様の成長や独立、働き方の変化、将来的な介護など——10年後、20年後を考えると、住まいに求めることも変わってきます。
せこ住研では、今の使いやすさだけでなく、その先の暮らしまで考えながら設計をしています。
将来の変化に対応できるように
伊勢市の2階リビングの住まいでは、将来的にエレベーターを設置できるよう、土間や書斎の位置を計画しています。


また、階段の手すりも取り外しができるようにし、大きな荷物の搬入や将来の工事にも対応しやすくしました。

玉城町の住まいでは、1階の寝室を将来は仕事部屋としても使えるように、玄関からアクセスしやすい配置にしています。



子育て中だけでなく、その後の暮らし方にも対応できるよう考えています。
また津市の住まいでは、2階の子ども部屋を、将来2室に分けられるよう計画しました。

今は広く使える1室として、お子様の成長に合わせて必要になったタイミングで間仕切りできるようにしています。
「1階完結型」という考え方
せこ住研では、「1階完結型」の間取りをご提案することも多くあります。
寝室や水まわり、収納などを1階にまとめることで、将来的に階段を使わなくても生活できるようにする考え方です。
実際に、多くの住まいでこうした間取りを取り入れています。



今だけでなく、これから先も無理なく暮らせることを大切にしています。
長く心地よく住み続けるために
家は建てて終わりではなく、そこから長く暮らしていく場所です。
そのため、今の便利さだけでなく、将来どんな変化があっても対応できる余白を持たせることを大切にしています。
住み始めてからも、「この間取りでよかった」と感じてもらえるように。
そんなことを考えながら、一つひとつ設計をしています。
いかがでしたでしょうか?
今回は、将来を見据えた設計についてお話してみました。
次回のブログもお楽しみに。
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