その人らしい暮らしを形にする——「想いに寄り添う」設計|せこ住研の設計思想⑦

2026/08/10

こんにちは、せこ住研で設計を担当する木場本菜穂です。

設計思想についてお話する本シリーズの第7回、今回が最終回となります。
前回は「将来を見据えた設計」についてお話しました。

今回は、「施主様らしさを形にする家づくり」についてのお話です。


同じ家は、一つとしてない

せこ住研では、最初から決まった形に当てはめるのではなく、それぞれの暮らし方に合わせて一から設計をしています。

趣味のギターを楽しめる書斎、
猫が自由に動き回れるキャットウォーク、
薪ストーブのある暮らし、
グランドピアノが置けるリビングなど——

これまでにも、たくさんのご要望を形にしてきました。

住まいに求めるものは、ご家族ごとに本当に違います。

だからこそ、「同じ家は一つもない」という気持ちで、毎回設計に向き合っています。


言葉になっていない想いまで考える

家づくりでは、間取りや広さだけでなく、その方の暮らし方や好きなことも大切にしています。

こちらのおうちではねこと共に生活をするおうち。構造材である太い梁材は吹抜空間をよりしっかり支え、同時にキャットウォークも兼ねています。デスクワーク用カウンター脇の本棚も形、高さを工夫してネコちゃんが上がりやすいキャットステップをさらに壁面に取り付けました。

こちらのおうちではギターが趣味のご主人の隠し部屋を収納のさらなる奥へ続く空間に設けました。左の収納にはギターが並べられます。

外からはわからない場所ですが、一人で落ち着ける空間として、とても気に入っていただいています。

こちらのお宅では薪ストーブを中心にした間取りです。炉の周りを360度開放するとこで得られる暖かさを一番に考えて設置しました。

こちらのお宅ではグランドピアノをリビングに。床を一段下げて万が一の地震対策にも考慮しています。普段は腰掛けてピアノの音色を楽しむ事が出来る楽しい空間になりました。


長い時間をかけながらしっかり向き合い、一緒につくる

せこ住研では、見学会に何度も足を運んでくださってから家づくりが始まる方も少なくありません。

松阪市のお客様とは、10年以上前の見学会で初めてお会いしました。

また、こちらの薪ストーブあるおうちのお客様も、ご家族で何度も見学会へ来てくださり、時間をかけながら家づくりを進めていきました。

長い時間をかけてお話を重ねることで、そのご家族にとって本当に心地よい暮らし方が少しずつ見えてきます。


「こんな暮らしがしたい」を大切に

家づくりに正解はありません。

だからこそ、「こうしたい」という想いを一つひとつ丁寧に聞きながら、そのご家族らしい住まいを考えていきます。

住み始めてからも、「この家、やっぱり好きだな」と感じてもらえるように。

そんな家づくりを大切にしています。


いかがでしたでしょうか?
設計思想シリーズを通して、せこ住研の家づくりについて少しでも感じていただけていたら嬉しく思います。

これからも、一棟一棟丁寧に向き合いながら、住まいをつくっていきます。

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