太鼓梁が活きる平屋

伊勢市

太鼓梁が活きる平屋

仕事部屋のある平屋に大好きなミッドセンチュリーの
家具が似合う和洋折衷な空間

下駄箱カウンター・上がり框・式台をケヤキで統一した玄関にアクセントに貼ったラオス松の壁。お施主様持ち込みの照明が良く合う。

仕事部屋。左にはリビングからの明り取り、奥の扉から勝手口へ繋がる。木を扱う仕事で木くずが出るため照明器具はシーリングライトにして掃除が楽なように。

和室は神棚を誂えお施主様お手製の神具を祀るスペースを設けた。床板にはパープルハート、床框はケヤキ、床柱は錆丸太。全てせこ住研の熟成倉庫の木材を使用。

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天板がステンレスのオリジナル木製キッチンは、Ⅱ型のデザインでレンジフードを背面に配置し空間をすっきりと。そこに奥様こだわりの照明器具が映える。さらにせこ住研お手製の家具で統一感を出す。浮かせたテレビ台はダイニングテーブルに近づくほど幅狭とし行き来しやすいサイズとなっている。これも作り付けだから出来る技。北には高窓を設けて明るさも十分。


建築概要
敷地面積217.86㎡
床面積89.26㎡

この家を設計した人

木場本 菜穂
木場本 菜穂

設計・積算・現場管理 / 二級建築士

せこ住研のおうち作りは一から。同じおうちは一つもありません。 ぜひこだわりの住宅を一緒に建てませんか?

設計士のコメント
低い軒先から伸びる屋根は差し掛け屋根とし、北側からの優しい光を取り入れます。深い軒先と東西の張り出した間取りで道路・隣地からの目線を遮る工夫を。 玄関引戸は囲いと同じデザインの格子戸とし、オリジナルの片引戸で来客を迎えます。玄関ホールは出窓風の低めの飾り棚用カウンターを兼ねた下駄箱を設置しました。こちらはダイレクトにつながる和室の障子を開けたときの目線を考慮しています。 和室からも繋がるLDKは勾配天井とし、太い太鼓梁2本で約20帖の空間を支える構造に。 洗面、脱衣所をあえてキッチン裏に設けプライベートゾーンとしています。北に設けた寝室とトイレを近づけて将来も安心の間取りとなりました。 仕事部屋は土間勝手口の隣で駐車場との行き来を考慮して。土間には仕事道具が置けるように。また隣のご実家にもスムーズにアクセス出来ます。