志摩の町並みが一望できる家

志摩市

志摩の町並みが一望できる家

車寄せ付大きな下屋とどこからも眺めの部屋いい部屋つくりを

車寄せと屋根を一体とし、外壁にはヒノキを縦張りに。
ポーチ柱を利用してインターホンやポストを取り付けることですっきりとした印象に。

LDKはキッチンとダイニングテーブルを並べたI型にしてキッチン背面収納とパントリーを設けた。
木製の4枚建具は全て引込が可能で見せる・隠すスタイル。生活に応じて選べるように。

書斎コーナーはあえて2階ホールより一段下げる事で籠り感を演出。
本段、カウンターもせこ住研オリジナルで全て作り付け。

光が燦燦と入る吹き抜け。
和室を小上がりにしたことで動きのある空間に。
畳に座り町並みを一望できるのが嬉しい。


建築概要
敷地面積507.91㎡(153.63坪)
床面積1階80.32㎡(24.29坪) 
2階39.44㎡(11.93坪) 
計119.76㎡(36.22坪)

この家を設計した人

木場本 菜穂
木場本 菜穂

設計・積算・現場管理 / 二級建築士

せこ住研のおうち作りは一から。同じおうちは一つもありません。 ぜひこだわりの住宅を一緒に建てませんか?

設計士のコメント
高台に位置する現場は敷地が広く、当初木や雑草に覆われ高低差もあり土地活用に頭を悩ませました。ただし、そこから見る志摩の昔ながらの町並みはどこか懐かしく、磯の香りがしそうな優しい雰囲気を感じました。この気持ちよさを何とか室内にいても感じられる工夫をしたいと思いました。 まずは土地整備から始めました。排水経路を考え、あえて段差を付けて完成した高低差のある土地はとてもいい土地に様変わりしました。 お施主様ご希望の屋根付車寄せ2台分は間口6メートルを超える下屋は玄関ポーチに。また勝手口からもアクセスできます。雨の日も濡れることなく出入り自由なこの空間は時に室内以上に嬉しい事が多々ありそうです。 室内はLDKからつながる小上がり和室を設け、コーナー窓を設置し町並みを眺められるようにしました。1階寝室スタイルの完結型にし水廻りにはキッチン、寝室、リビングとどこからでもアクセス可能な間取りに。部屋の配置、窓の配置により階段も2階ホールも明るく眺めのいいおうちとなりました。 水廻りはリビングからもキッチンからもアクセスできます。回遊型にすることでさらに使い勝手を良くしました。寝室も水廻りに近く配置したことで将来安心です。    部分的に載せた2階は将来の使い勝手を考えてあえて間仕切りなどを今は設けないホールにしました。 あえて目線を変えたスキップフロア。書斎に使えるこのスペースは少し籠った雰囲気になっています。 小上がりの和室・リビング・寝室・階段・2階ホールなど、どこからでも眺めのいいおうちとなりました。