L字型キッチンはケヤキの一枚板

津市

L字型キッチンはケヤキの一枚板

玄関ホールから入ると広がる開放感のあるLDK。吹き抜けを介してつながる二階部分は現状は大きな一つの空間としており、お子様の成長に合わせて個室化できる。

ケヤキの一枚板を使った特製のL型キッチン。自然樹形だが手前側にケヤキの幅広の部分を持ってきているのは、武蔵オーブンを設置するためである。

トレーニングルームは隔離せずダイニングからよく見える位置にレイアウト。ご家族の黄色い声援で、きっと筋トレも捗る(はず)。

吹き抜けの「一番曲がった」タイコ梁と玄関の「なるべく変わった」上がり框。唯一無二の造形は木の生命力を感じさせる


建築概要
敷地面積260.66㎡(78.99坪)
床面積1階87.75㎡(26.54坪) 
2階25.17㎡(7.61坪) 
計112.92㎡(34.15坪)

この家を設計した人

世古 隆伸
世古 隆伸

代表取締役 / 一級建築士

建築の最小単位「家」には無限の可能性があります。 お客様とともに資産になる家づくりをしてきたいと思います。

設計士のコメント
木が大好きで多方面にこだわりのある施主様のために腕によりをかけて製作されたお家。 木材選びの際、迷った時は「少し変わった方」をお選びいただきました。 大型団地のメインストリートに面し、また区画の端に位置する敷地は北側道路の東西に隅切りがあり、本計画では隅切りの形状に沿ったプランとしている。 LDKと吹き抜けで緩やかにつなげたい子ども部屋部分を二階建てに、その他平屋とした。 玄関からリビングを通らずに水廻りにいけるレイアウトとなっており、平屋の玄関ホールから吹き抜けで高さのあるリビングに入ったときのギャップがたのしい。「玄関を抜けると吹き抜けだった」みたいな。 LDKから見える筋トレルームやケヤキの一枚板を使った超特製キッチンなどなど楽しみを詰め込んだ作品である。