丸太と暮らす、回遊の住まい
玉城町
自然素材と動線設計が調和した、使いやすく心地よい空間

玉城の自然木をふんだんに使用し、テーブルの栃の木もやさしく空間に溶け込んだナチュラルな仕上がりに。
西側に設けた装飾窓からは、隣の畑が心地よい借景となり、自然と調和した心安らぐ空間を演出しています。

2階ホール・階段・吹き抜け空間をつなげることで、風通しが良く、1日中明るさを感じられる室内に。
3本の自然木が見渡せる設計と、珪藻土や源平杉による陰影のある質感が、空間にリズムと奥行きを生み出します。


玄関土間はモルタル仕上げでシンプルに。
横には使い勝手の良い土間収納を設け、ホールの先には寝室・洗面室・トイレが無駄なく続くスムーズな動線を実現しました。


2階の各部屋は、それぞれに個性を持たせています。
左上の洋室は勾配天井で開放感を高め、右上の書斎は大きなカウンターと窓から外を眺められる落ち着きのある“おこもり空間”に仕上げました。


1階の寝室は一部に畳を採用し、将来的には仕事部屋としても利用できる設計に。
玄関やクローゼットにもつながる回遊型の動線で、暮らしやすさと機能性を両立しています。








建築概要
| 敷地面積 | 612.89㎡(185.72坪) |
| 床面積 | 1階74.55㎡(22.59坪)2階33.12㎡(10.03坪) |
この家を設計した人
設計士のコメント
県道に面した土地は造成から始まりました。
敷地入口は県の指導に基づき出入りの仕様が決められているため建築までに日にちを要しましたが周りは緑に囲まれ借景を楽しめる良い土地となりました。
広い敷地では将来の仕事場も見据えて配置を決め、1階にある寝室は将来仕事場にも出来るように玄関からのアクセスも考えて配置しました。
また隣接するクローゼットはホール側からも出入りできそのまま脱衣場や浴室へ繋がる回遊型に。
ご主人様ご希望の書斎や多目的スペースから出来る33坪のゆったりした空間のおうちに丸太が楽しいおうちが出来ました。